ジョジョの奇妙な冒険といえば、魅力のあるキャラクターもさることながらそれぞれのスタンドも魅力的ですよね。今回は、数あるスタンドの中で第3部に登場するスタンドの名前や本体(使い手)、能力などを一覧にしてまとめてみました。
スタンドは3部から登場
『ジョジョの奇妙な冒険』は第8部まで連載していますが、1部・2部では、「波紋」と呼ばれる能力での戦闘が主でした。
3部からは、波紋が目に見える状態になってさらに進化した「幽波紋(スタンド)」での戦闘が主流となります。
つまり、スタンドが初めて登場するのは3部です。
それ以降の戦闘は、スタンドでの戦闘になっていきます。
ジョジョのスタンド一覧!<3部編>
3部のスタンドは、タロットカードになぞらえたモチーフやエジプト神話の9栄神モチーフのスタンドがほとんどです。
スタープラチナ(空条承太郎)
17番目のタロットカード「星」の暗示を持つスタンド。
屈強な体格をした人型のスタンドで、圧倒的な力強さとスピードとかなりの精密性を持っています。
近距離パワー型のスタンドで、単純なパワーならかなりの強さのあるスタンドです。
初出は単行本第13巻116話ですが、スタンドの一部は第12巻114話から登場しています。
マジシャンズレッド(モハメド・アブドゥル)
1番目のタロットカード「魔術師」の暗示を持つスタンド。
顔は鳥のような見た目の人型のスタンドで、炎や熱を操作する能力をもっており、かなりの高温で鉄程度なら溶かせるようです。
パワーそのものも強く、炎を放出する技を複数もっていて戦闘ではかなり強いスタンドです。また、名前と姿が一番最初に出た記念すべき初登場のスタンドです。
初出は単行本13巻115話。
ハーミットパープル(ジョセフ・ジョースター)
9番目のタロットカード「隠者」の暗示を持つスタンド。
承太郎やアブドゥルのスタンドが人型をしているのに比べ、茨のような植物の見た目をしています。
能力は念写能力があり、このスタンドでポラロイドカメラを壊すと念写ができる。また、茨を使って波紋を流すこともできる。
初出は単行本13巻117話。
ハイエロファントグリーン(花京院典明)
5番目のタロットカード「法皇」の暗示を持つスタンド。
緑色のボディを帯の様に伸ばすことができ、射程距離が100mほどの遠距離攻撃型。液体状のエネルギーを放出する「エメラルドスプラッシュ」の必殺技を持っています。
初出は単行本13巻118話で、登場時は操られた状態で敵としての登場でした。
シルバーチャリオッツ(ジャン=ピエール・ポルナレフ)
7番目のタロットカード「運命の車輪」を暗示を持つスタンド。
甲冑をまとってレイピアを持った外見をしていて、とてつもない速さの件捌きで攻撃が可能となっています。
また、甲冑は着脱が可能であり、外すと分身をしているように見えるほど素早く行動することができます。
初出は単行本14巻126話で、花京院と同じく初登場時は敵としての登場です。
ザ・フール(イギー)
0番目のタロットカード「愚者」の暗示を持つスタンド。
通常は後ろ足が車輪になった犬型のスタンドですが、砂のスタンドなので姿は変幻自在です。そのため、切られたり殴ったりされても倒されないのでかなり防御型のスタンドとなっています。
初出は単行本20巻183話。
ホルス神(ペットショップ)
エジプト9栄神の名前を冠していて、イギーと同じく動物のハヤブサが使い手のスタンド。
姿は6本の腕を持つ竜のような見た目で、氷と冷気を操る能力を持っています。マジシャンズレッドと同じく、応用的に能力を使うことができて非常に強力なスタンドとなっています。
初出は単行本24巻222話。
ザ・ワールド(DIO)
21番目のタロットカード「世界」の暗示を持つスタンド。
ジョジョ第3部のラスボスであるDIOはのスタンドで、人型ですが特徴的なのは時間を止める能力を持っています。
また、スタープラチナと同じくパワー自体はかなり高く、近距離戦闘型のスタンドとなっています。
初出は単行本27巻252話ですが、それまでの間にいくつか時間を止めるような描写でスタンド能力を暗示する場面があります。
まとめ
・スタンドの登場は実は第3部から
・3部のスタンドはタロットやエジプト9栄神モチーフが多い
・スタンドの能力は多種多様で魅力もたくさんある
一覧以外にも3部ではスタンドはたくさん出てきますので、ぜひ3部を読んでお気に入りのスタンドを探してみて下さいね。
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