『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのスピンオフ作品である『岸辺露伴は動かない』。
主人公はジョジョ第4部に登場した漫画家・岸辺露伴です。
わがままで自己中心的、漫画のリアリティのためなら何でもするというエキセントリックな人物ですが、心の内には熱い正義感を秘めている露伴。
そんな彼が『岸辺露伴は動かない』の中で言った名言をまとめました。
岸辺露伴の名言一覧
名言1
この岸辺露伴をなめるなよ…
出典:岸辺露伴は動かない 荒木飛呂彦 株式会社集英社 2013年11月24日第1刷
エピソード#05「富豪村」での名言です。
マナー違反をしたことで不敬と見なされ、山の怒りを買ってしまった露伴たち。
同行した編集者の泉京香も瀕死となってしまい、絶体絶命の露伴ですが、そこでひとり命乞いをして尻尾を巻き帰ってしまうような彼ではありません。
ヘブンズ・ドアーで見事に案内人・一究の裏をかき、出されたトウモロコシも正しいマナーで食べてその場を切り抜けるのでした。
名言2
だが帰る
二度と来るつもりもない
出典:岸辺露伴は動かない 荒木飛呂彦 株式会社集英社 2013年11月24日第1刷
同じくエピソード#05「富豪村」での名言です。
ヘブンズ・ドアーを使った露伴をイカサマだと怒る一究は、なおもマナーテストの再トライをするかどうか露伴に詰め寄ります。
しかしこの山の危険性と異常性を知ってしまった露伴は、もう二度とここに来ることはないと一究に告げ、京香を連れて山を降りるのでした。
「だが帰る」はジョジョ第4部での露伴の名言「だが断る」へのオマージュですね。
岸辺露伴の「だが断る」は何巻何話でアニメだと?ドラマにも【ジョジョ】
名言3
だから気に入った
出典:岸辺露伴は動かない 荒木飛呂彦 株式会社集英社 2013年11月24日第1刷
エピソード#06「密漁海岸」での名言です。
杜王町にあるイタリアンレストランのシェフ、トニオ・トラサルディーから杜王海岸に生息するクロアワビを一緒に採りに行ってほしいと頼まれた露伴。
それは正攻法ではなく、いわゆる密漁をするというものでした。
その行為が犯罪であること、日々漁師たちが大変な苦労をしてクロアワビを育てていることなどをトニオに説く露伴ですが、なおも密漁すると言い張るトニオ。
すると露伴は「だから気に入った」と手のひら返しするのです!
露伴の並々ならない好奇心をトニオはちゃんと理解していたのですね。
名言4
それに「治す」って何を「治す」んだ?
そもそも「普通」ってのも良くわからない
「普通」の規準はどこからどこまでが「普通」だ?
出典:岸辺露伴は動かない2 荒木飛呂彦 株式会社集英社 2018年7月24日第1刷
エピソード#08「D・N・A」での名言です。
第4部にも登場したスタンド使いの女子高生・山岸由花子から、知人の娘をヘブンズ・ドアーで見てほしいと相談された露伴。
その少女・真央には尻尾が生えていて、他人がそれに触れると彼女は保護色となり周りの景色と同化してしまうのです。
それはどうやらスタンド能力らしいが、真央にとってはそれが普通なのだから治す必要は無いと露伴は二人に告げます。
確かに「普通の人間」って一体何だろう?と考えさせられる、深い名言ですね!
名言5
今回ばかりは 本当に心から反省していて
全ての原因は 自分の性格に非がある
出典:岸辺露伴は動かない2 荒木飛呂彦 株式会社集英社 2018年7月24日第1刷
エピソード#09「ザ・ラン」での名言です。
自信家でエゴイスト、自分が正しいと思ったことは何でも迷いなく行動に移す露伴ですが、こんなにしおらしい態度を取るのはかなり珍しいのではないでしょうか?
「六壁坂」では山を買い占め破産してしまっても、それだけの収穫はあったとケロッとしていましたよね。
そんな彼ですが、「ザ・ラン」での橋本陽馬との対決では相当反省したようです。
最終的にこの戦いは露伴が「逃げる(ザ・ラン)しかない」という状況まで追い詰められるところで終わりますが、そこからどう逃げ切ったのかとても気になりますね!
まとめ
・負けず嫌いで自信家だが、正義感も併せ持つ岸辺露伴の性格が現れた名言の数々
・漫画は『岸辺露伴は動かない』『岸辺露伴は動かない2』の2冊刊行されている
・アニメは「富豪村」「ザ・ラン」で上の名言が聞ける
アニメ化されていない話にも名言が出てくるので、ぜひ漫画を読んでみて下さいね!
■参考 http://jojo-animation.com/ova/rohan/
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コメント
これを書いた人間は、名言という意味を一度辞書で調べた方がいい。