岸辺露伴は第4部に出てくる人気キャラクター。スピンオフも出ていますね。彼の一番有名な名言が「だが断る」です。
ネット上でもジョジョに関係なく多用される名言なので聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
この名言の登場する話をチェックしてみましょう。
「だが断る」とは?セリフもチェック
『ジョジョの奇妙な冒険』第4部は日本の杜王町を舞台に、東方仗助とその仲間達が連続殺人鬼と立ち向かう物語です。
あ…あいつをひき込めば…
あいつを差し出せば…
ほ……ほんとに…ぼくの「命」…は…
助けてくれるのか?
〜中略〜
だが断る
この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに
「NO」と断ってやる事だ…
出典:ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない⑨(文庫版26巻)荒木飛呂彦 株式会社集英社 2004年7月21日第1刷
岸辺露伴が東方仗助と一緒にバスに乗っていると、トンネルの中に本来あるはずのない奇妙な部屋を発見。
その事を仗助に話しますが信じてもらえず、露伴は一人バイクに乗って再びトンネルを確認しに戻ります。
露伴は部屋の中に引き込まれてしまい、慌ててバイクで逃げますが足跡のようなスタンドから執拗に追いかけられることに。
そのスタンドは「ハイウェイ・スター」。
部屋を罠としてそこに入ってきた者を追跡、養分を吸い取るという能力の持ち主。
ターゲットの臭いを覚えてどこまでも追跡し、弱点は一切無いという大変強力なスタンドです。
養分を吸い取られて絶体絶命の露伴の前に、先程の話が気になってトンネルに戻ってきた仗助が現れます。
「ハイウェイ・スター」は露伴に、かわりに仗助を引き渡せばお前の命だけは助けてやるとそそのかします。
そして露伴は上記の台詞を言うと、仗助にここから逃げるよう叫びます。
この前日に露伴は仗助とのイカサマ勝負に夢中になるあまり、家が火事になってしまいました。
そんなイカサマをした仗助にトンネルの話で嘘つき呼ばわりされ、かなり腹が立っていたはずです。
それなのに仗助をかばって言った「だが断る」…ものすごく格好いい!!
自分で自分のことを強いと過信している相手の鼻を明かすためとはいえ、断れば自分の命が危ないのは明白。
露伴の負けず嫌いの性格がそうさせたのももちろんですが、そこにはきっと彼本来の正義感もあったのではないかと。
蜘蛛を舐めてみたり、自分の指をペンで刺したりとそれまで奇行ばかり目立っていた露伴ですが、この名言で読者のハートをがっちり掴んだと言っても過言ではないでしょう。
何巻何話?
『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない⑨(文庫版26巻)』収録の4話目「ハイウェイ・スター その③」で読むことができます。
アニメだと何話?
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』28話「ハイウェイ・スター その1」で観ることができます。
ドラマでも登場!
「だが断る」は高橋一生さん主演『岸辺露伴は動かない』でも登場しますよ。
実写ドラマを見てみる
まとめ
・「だが断る」は露伴がスタンド「ハイウェイ・スター」に向かって言った台詞
・漫画は『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない⑨(文庫版26巻)』収録の4話目「ハイウェイ・スター その③」
・アニメは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』28話「ハイウェイ・スター その1」
・ドラマでも登場
参考:http://jojo-animation.com/du/story/28.html
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