毎回魅力的なスタンドがたくさん登場する『ジョジョの奇妙な冒険』。
その中でも第4部に登場するヘブンズ・ドアーは人気が高く「自分も欲しいスタンド」や「ジョジョの中で最強のスタンド」といった話題では必ず名前が挙がります。
名前もなんだか格好いいですよね!
ここではそんなヘブンズ・ドアーについてまとめています。
ヘブンズ・ドアーとは?
使い手
杜王町に住んでいる20歳の人気漫画家、岸辺露伴です。
第4部開始時の3ヶ月前に虹村形兆の持つ矢に射られてスタンド使いとなりました。
16歳の時に『ピンクダークの少年』の連載を開始し、そのリアリティのある描写には定評があります。
頭にはギザギザのヘアバンド、耳にはペン先をモチーフにしたピアスをつけ、他の登場人物に比べ洋服のバリエーションが多いのが特徴です。
性格は非常に傲慢で負けず嫌い。作品にリアリティを持たせるためなら蜘蛛を切開し舐めて味を確認したり、半殺しの目に遭っても気絶する前にその詳細を書き留めようとしたりとかなりエキセントリックな一面も持ちます。
しかしそれもひとえに「自分の描いた作品を読んでもらうため」ただそれだけのためであり、漫画を描くのは金や名誉のためでは断じてないのだそうです。
能力
わたしの能力…『天国への扉(ヘブンズ・ドアー)』によって
心の扉は開かれる
出典:ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない④(文庫版21巻)荒木飛呂彦 株式会社集英社 2004年4月21日第1刷
対象を本にしてその記憶や情報を読むことができる能力です。
受けた者は身体の一部分がパラパラと剥がれるように本のページになります。
そこにはその人が記憶している人生の体験が詳細に記録されていて、それを読むことで相手の記憶や情報を得ることができます。
また、露伴がページに新たな情報を書き込むことで相手の記憶や行動をコントロールすることができます。
情報の書かれたページを物理的に剥がすことも可能で、その場合相手は剥がされた分だけ体重が減ってしまいます。
ちなみにヘブンズ・ドアーでは露伴自身の遠い記憶と運命を読むことはできません。
容姿
露伴が連載している漫画『ピンクダークの少年』の主人公と同じ容姿をしています。
顔に文様が入った少年のような見た目で、白に黄色い縁取りの洋服にシルクハットのような帽子を被っています。
発動条件は?成長すると…
発動条件はヘブンズ・ドアーの成長により変化していきます。
初期では露伴の描いた生原稿を見せることで、波長の合う者を本に変えられるという能力でした。
露伴の家に遊びに行った広瀬康一と間田敏和は、机の上に置いてあった生原稿をこっそり盗み見たせいでヘブンズ・ドアーにより本にされてしまいました。
ただしこの場合、相手が原稿を「見た」と認識していることが重要です。
髪型のことをけなされた東方仗助は怒り狂って周りが見えなくなっていたため、ヘブンズ・ドアーは発動することができませんでした。
その後康一達とのやりとりでヘブンズ・ドアーは成長し、原稿がなくても露伴が空中に『ピンクダークの少年』の主人公の顔を描いて相手に見せることで発動できるようになります。
この方法で露伴は杉本鈴美の情報を手に入れました。
ジャンケン小僧こと大柳賢との戦いの際には、ヘブンズ・ドアーは顔だけでなく体全体も発現するように。
それにより相手が気づいていなくてもヘブンズ・ドアーが触れるだけで本にできるようになります。
このようにヘブンズ・ドアーは、露伴がスタンド使いたちと出会い経験値を積んでいくにつれ驚異的なスピードで成長していきました。
これも露伴の並々ならぬ好奇心の強さと天才漫画家としての才能の成せる技ですね。
まとめ
・ヘブンズ・ドアーとは漫画家岸辺露伴が持つスタンドのこと
・対象を本にしてその記憶や情報を読んだり、命令を書き込んだりすることができるスタンド能力
・初めは漫画を見せることが発動条件だったが、露伴が経験値を積むことにより人型スタンドへと成長した
ちなみにヘブンズ・ドアーというスタンド名の由来はボブ・ディランの名曲『天国への扉(Knockin’on Heaven’s Door)』です。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/岸辺露伴
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